ヒラリー

遊びのヒラリーのレビュー・感想・評価

遊び(1971年製作の映画)
3.5
境遇は違えど恵まれぬ青年と少女
父は事故で賠償責任、姉は身体が悪く、働ど働ど暮らし楽にならない娘
娼婦のような母と二人暮らしの青年
おでんのたこを拾って砂を払って鍋に戻すのどう見てもヤバい…あんなん見たら屋台行けないわ
少年はヤクザになり、少女は金を稼ぐ為に夜の道へ
ナンパとはいえ運命的な出会いじゃないですかね…
二人でヤクザ映画見てるシーンも初々しいな、ただ声めっちゃでかいけど。これが現代で許されるのは新世界くらいでしょ。
服着てるのにエロい。白のシャツってエロい。膝に手を乗せて撫で回すのもエロい。んで止めるのが良い。彼の誠実さが垣間見えて良い。純愛だねぇ。
あれが違う店なら、いらんこと言わなければ、また変わってたのかもしれないけどなるようにしかならなかった。
一生物の恋という自覚も覚悟もあった、地獄な様な毎日と天国の様な一日なら後者の方が幸せだと思う。
ラストはメリバにしか見えん。。
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