星屑暴威

明日に向って撃て!の星屑暴威のレビュー・感想・評価

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)
4.8
アメリカンニューシネマの名作で大好きな映画。西部劇の終焉を迎える時代が舞台で、軽妙な中にも退廃した雰囲気もある。身も蓋もない原題に比べて邦題の秀逸なこと。二人がカッコいいのはもちろん、キャサリン・ロスもすごくかわいい。とはいえ、70年代のリバイバル上映の時に買ったパンフレットを見ると本物達はスマートには程遠いルックスで、映画のお洒落で色気のある様とは落差があるのが笑える。自転車のシーンは主題歌と共に素晴らしいが今の人が観ると冗長なんだろうな。有名なラストシーンは何度観てもいいし、最後の静止画スチールは奇跡のようなカットで物凄くカッコいい。
blu-rayは解像度こそ期待できないもののDVDとは段違いで、色や暗部の階調が美しい。サウンドは爆発と銃撃戦と数少ない音楽を除くとほぼモノラルか狭いステレオ。
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