このレビューはネタバレを含みます
儚い。儚かった。強大な時代の波に飲みこまれ、なす術も無く散っていったように見えた。
そんな中でも「ボリビアに行こう」「オーストラリアに行こう」と希望を捨てていなかったのが印象的。その時その時で色々考えていたんだなあ…。
あと初めて人を殺したシーンのブッチが、もうどん詰まりなこの道で生きていくしかない。と覚悟を決めたような気がした。かっこいい。「男なら負けると分かっていても戦わなければならない時がある。」銀河鉄道999のセリフを急に思い出しました。
あんな高いとこから泳げたとしても飛び込めねえよ。でもそうせざるを得ない状況と、何とかなるだろの強心臓で飛び込んだんだな。あの時代のアメリカ西部で、ああいう暮らしをしてたら俺も飛び込む選択をするのかな?