インダスの大地

明日に向って撃て!のインダスの大地のレビュー・感想・評価

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)
4.2
(記録用)アメリカンニューシネマの代表作。
銀行強盗を繰り返すギャング、ブッチとキッドがひたすら逃げる話。
参謀役と凄腕ガンマンのコンビだけど、追っ手からは逃げまくる。なのに面白いのは二人のやりとりが可笑しいし、ちょっと格好いいからかな。馬が非常に頑張る。馬は可哀想。

途中の自転車に乗るシーンは可愛らしかった。
全体的に楽しいけれど、中盤の山賊とのシーン以降どんどん雲行きが怪しくなっていく…。
ラストは、(そういう終わり方かー!!)って感じで、非常に切ない。セピア調エモ。
実話だからオチを現実的に捉えてしまうんだけど、どうしても彼等の"明日"を期待してしまう。悪党なのにどこか憎めないから困ってしまう!