虹島流浮

タイタスの虹島流浮のレビュー・感想・評価

タイタス(1999年製作の映画)
3.8
SFだとフィリップ・K・ディックの原作を好きなように演出できる余白と幅があるように、

シェイクスピアの芝居も同じで、

本作はバズ・ラーマンの『ロミオ+ジュリエット』ほどではないにしろ、
オープニングからド派手な演出が見れてエンタメとして非常に見応えのある可笑しさもある作品に仕上がっております。

本作のアンソニー・ホプキンスはレクター博士の延長線上にいて、食べる側から食べさせる側になっております。

そういった意味でも観客は美味しいコース料理を堪能できるのです。