ゆーこ

なまいきシャルロットのゆーこのレビュー・感想・評価

なまいきシャルロット(1985年製作の映画)
3.5
フランス映画特有のファッション、音楽、風景と建物、映画の雰囲気がとても好みだった。シャルロットの何がしたいか分からない、何も上手くいかないけどこのモヤモヤから抜け出したいという気持ちが上手く「思春期」を表現している。これはほんのひと夏の思い出で、シャルロット自身大人になった時、思春期なんて恥ずかしい思い出だろうけど笑って思い出しそうだなあと思った。彼女の「自由になりたかったの」というセリフがこの物語の全てな気がした。男を殴って地球儀を破壊するシーン、シャルロットの中でも何か悪いものが壊れて、成長したみたいな比喩に感じた。ムスってした顔が多いけどたまに出る笑った顔が無邪気ですごく可愛かった
ゆーこ

ゆーこ