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素足の娘のseapony3000のレビュー・感想・評価

素足の娘(1957年製作の映画)
4.0
瀬戸内の田舎町へ父を訪ねてやってきた18の南田洋子可愛い。町の金物屋や雑貨屋が充実した品揃えでわたしもあそこ買い物行きたい。造船所の食堂の勤め先では工員からセクハラ三昧、下宿先の二谷英明は洋行目当てで金持ちの娘(びっこだから婿が来ないと町中で噂の)とあっさり結婚、歯医者の金子信雄は渡辺美佐子孕ませほったらかした挙句に祭りの夜に南田洋子までレイプ。程度の差はあれど酷い男たちのなか、ステキな嫁さんきてよかったお父さん大坂志郎。田舎町では収まらない南田洋子が叔父の元へ旅立つラストが清々しい。パラシュートさんこと利根はる恵の捨て台詞を洋子が志郎さんの嫁の東恵美子にそのまま伝えるところ泣いちゃう。あと、工員の制服の似合いすぎる長門裕之、着流しも、開襟シャツも着こなし素晴らしい。サイズ感わかってる。完成した船のデカさ圧倒されました。
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