マッサージ屋2号店

奇跡のシンフォニーのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)
4.0
カーステン・シェリダン監督作品。
生まれた時から孤児院で育った少年が音楽を通じて両親を探す物語。

劇場公開時以来、約15年ぶりに鑑賞しました。
初見時はそんなに感動も無く、むしろ心地良い音楽に眠気と戦いながら見た記憶が…。
確か仕事終わりに見たので疲れてたかも(笑)

今回は集中して見ましたが、フレディ・ハイモア演じるエヴァンの真っ直ぐな演技に心を打たれてしまった。
音楽に触れた時の楽しそうな表情…特にポスター画像にもなっているパイプオルガンで初めて演奏した時の顔が素晴らしい。

物語としてはケリー・ラッセル演じるチェリストのライラとジョナサン・リース=マイヤーズ演じるバンドボーカルのルイスが一目惚れするも成就しない愛から始まる。
この過去の映像部分がエヴァンの孤児院生活とともに描かれるので彼らと少年の関係性はすぐに推測出来るわけです。

まぁアレコレ書くとネタバレになるので書きませんが、展開としてはまさにファンタジー。
偶然の積み重ねな“ご都合主義”ではあるんです。
始めから“ファンタジー”をうたってるので、ツッコミは野暮というもの。

最終的な締めは分かっていても、終盤近くからウルウル(涙)でした。