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他人の顔のーのレビュー・感想・評価

他人の顔(1966年製作の映画)
4.1
映画を鑑賞するという態度にとても相応しい作品

-美術や音のコントロールに長けており、特に無音の使い方が上手いと感じた
カクテルパーティ効果とあるように、環境音を巧みに調節しているため自然に人物の会話に引き込まれてしまった

-"戦争"、"戦後"というこの時代特有の大きな共通認識の中で浮き彫りになる社会問題を題材として描くというのは、今の日本映画では不可能
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