リッジスカイウォーカー

病院坂の首縊りの家のリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)
3.5
石坂浩二さんが好きなので気になって観てみました。

タイトルがものすごいですね。
首縊り…。

草刈正雄さんがとてつもないイケメンでひっくり返りそうになりましたwww

いろんな人が若くて(そりゃそう)、昔の作品を観るのはそこが楽しい。

大滝秀治さんがイキイキと出ていて嬉しくなってしまいました。(北の国からの印象もあって大滝さんとても好きなのです。久々に観れました。)
ボケかますところは笑ったww


ピーターさんも出ていて、またこの人もカッコいいわー。

昭和の役者さんって、なんでこんなにカッコいいんだろうか。好きだわー。


さてさて物語はものすごく入り組んだ家系が絡んだお話で、一回観ただけじゃちゃんとは理解するのは難しい(あと2倍速で観てたのもありますが…w)。

昔の作品ってこういう複雑な家系による、怨恨やら嫉妬やらが多かったけど、今は核家族化も進んで時代に合わないから減っていったのかな??
逆に今とても新鮮に観れますね。

誰が誰だか分からなくなるけど、人の名前が出てきた時にさりげなくその人の顔がサブリミナルする演出は観ている人にとって優しいなと思った。それでストーリーに随分入り込めた。


最初の殺人現場のインパクトがものすごい。セブンに匹敵するグロさw
ビビりました。

それから第2の殺人、第3の殺人と繋がり、どんどん分からない方向に行きますが、最後はキッチリ説明wしてくれるので、スッキリできます。

この第2の殺人の描写はすごいですよ。
血がアホみたいに吹き出しますw
あまりの描写に僕も吹き出しましたw


本作に出てくる警察が、まんま名探偵コナンの小五郎さんなので、コナンは金田一の作風の影響を受けてるのかな?と感じた。


どんな時代も人間関係が人を狂わせる。
核家族化が進んだのも、そういうしがらみが嫌だったというのもあるかもしれませんね。