病院坂の首縊りの家の作品情報・感想・評価

「病院坂の首縊りの家」に投稿された感想・評価

scarface

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3.6
市川崑×石坂浩二、金田一5作目。これがラストのつもりだったのかな。また作っちゃったけど。
草刈正雄と金田一の関係が好きなんですねぇ。佐久間良子、桜田淳子、美しい。そして入江たか子さんのボス感。笑
原作者 横溝正史夫妻が役者としてちょい出演!!これで市川崑 石坂金田一が終わっちゃった、、、せつねー
市川崑×石坂浩二の金田一耕助シリーズ5作目。

俺が市川崑×石坂浩二の金田一耕助シリーズに乗れない決定的理由は、複雑な人間関係や過去の出来事、そして推理などを長々と説明するシーンが多く、それがとにかく頭に入ってこないからだ。
え、それってADHD=注意欠陥多動性障害じゃねえの?
と言う方もいるだろうけど、明らかにこのシリーズは他の推理物の映画やTVドラマなどよりわかりづらいんだよなあ。


でも本作は桜田淳子が美しく、その熱演が素晴らしいのでオマケして2.2。
Tadaki

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3.5
相関図がむづかしくてついていけなかった。
もう一度見たい。
草刈正雄カッコよかったなぁ。
森崎

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3.0
市川崑監督作金田一シリーズ一気見週間その④、シリーズ第五作目「病院坂の首縊りの家」。ここでシリーズはいったん完結。

作品名もまったく知らなかった初見の物語。原作は長編らしく映画は大幅に脚色されているそう。なので冒頭から今まではチョイ役としてこっそり出ていた横溝正史が満を持して登場、長台詞もなんのそので金田一と事件を結びつける。(一緒に登場する横溝正史の奥さまが何気に声は通るし台詞は自然だしで凄い。)
そして草刈正雄演じる黙太郎が金田一のサポート役として活躍、物語の舞台となる法眼家の繋がりを口頭で説明するも「わかりますか」「よくわかりません」「図を書いてみたんです」なんていうやりとりが。自分も引き続き相関図を書いてはいたんだけど確かにとにかく複雑でややこしい。

すでに事件の匂いがするところへ依頼を受けて赴く訳ではなく訪れた先で出くわした生首から始まる本作、今までの過去作とはとにかく雰囲気が違い人間模様が興味深い。オープニングのクレジットはあの折れ曲がった表記ではなく横からスライドしたり下から入ってきたり。しかもバックで流れるのはジャズと妙にハイカラ。電話口で何者かと話す六人の男女を次々に並べたシーンは格好良かった。


とりあえずこれにて一気見はおしまい。
かねがね金田一を見た人間なら不倫、ましてや妻以外の人を孕ませるなんてもっての外、恐ろしくてできたもんじゃないと思うに違いないと思っているんだけど、他にも蔑ろにされたものの怨念や男と女それぞれの嫉妬と恨みと愛情、純粋なる忠誠などなど、キャッチーなタイトルと派手で凄惨な殺人の裏で様々な感情があるからこそ今なお金田一シリーズが愛されているのだなと感じる。
石坂浩二の金田一、飄々としているけど愛される感じが良かったなあ。いつか自分も金田一みたいに話を聞きながら「経費で落とせるんですよ」と言って連れにご飯を奢りたい。一度言ってみたい台詞。
itch

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5.0
久しぶりに...
シリーズの中で一番好きかも
切なくて悲しくて...
daiyuuki

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4.3
昭和二十六年、渡米を控えた金田一耕肋は久しぶりに昔馴染の老推理作家を訪ねると、パスポート用の写真屋を紹介される。本條写真館を訪ねた金田一は、そこで、経営者の徳兵衛から、最近、誰かに狙らわれているようなので、調べて欲しいとの調査依頼を受ける。その夕、ある少女が結婚写真の撮影依頼に来た。徳兵衛の息子、直吉が撮影に案内された所は、何と、首縊りの家と呼ばれる明治から終戦直前まで繁栄した法眼病院跡だった。終戦の翌年に山内冬子という女性がこの家で縊死したのがその名の由来である。直吉はそこで、依頼に来た少女と瓜二つの花嫁とある男の写真を撮った。翌晩、また写真を撮って欲しいと同じ少女の声で電話が入り、本條父子、弟子の黙太郎、金田一が撮影現場に行くと、天井から花婿になった男の生首が縊られていた。そして、黙太郎が暗がりから逃げようとしたジャズ・コンボのギタリスト・吉沢平次を捕えた。現像された写真を見た徳兵衛は、花嫁が法眼家の娘・由香利と酷似しているのに驚く。「生首風鈴殺人事件」捜査本部が設置され、等々力警部は家主、法眼弥生、由香利、五十嵐滋、田辺光枝、死体発見者の四人、容疑者の吉沢を集めた。吉沢は花婿、花嫁は血のつながりのない山内敏男、小雪兄妹で、街はづれの空きガレージに往んでいると証言した。やがて金田一は、敏男と小雪が終戦直後に縊死した冬子の遺児であることをつきとめた。捜査本部へ小雪から遺書が届いた。「血のつながりのない兄との結婚を断ったことから争ううち、兄を刺してしまい、息絶える寸前、母を不幸な死に追い込んだ法眼家への復讐の念を燃やす兄は、自分の首を母が死んだ場所に吊るすことを遺言した。私はそれを実行し、母、兄の許に旅立つ……」といった内容だった。だが、金田一の推理通りその遺書から小雪の指紋は発見されなかった。数日後、徳兵衛が殺された。続いて、吉沢も殺された。金田一は黙太郎の協力で、法眼、五十嵐一族の複雑な系譜と恐怖の事実を発見した。弥生は十五歳のとき、母千鶴の再婚した夫、五十嵐猛蔵に犯され、子供を産んだ。猛蔵は犯している姿を、法眼家に出入りしている写真屋、徳兵衛に写真に撮らせた。そして、産んだ子は、すぐに里子に出され、冬子と名付けられるが、偶然にも、後に弥生の夫、琢也の愛人となった。弥生と琢也の間に由香利、冬子と琢也の間に小雪が産まれたのである。そして、小雪と兄の敏男は、母の復讐のために、由香利を誘拐して強制的に結婚写真を撮ったのだが、誤って由香利を殺してしまう。敏男はガラス片で自分の喉を刺して自殺を企り、小雪に首を切って法眼病院に縊るように告げて息絶えた。一人になった小雪は弥生に電話をして、由香利を殺したこと、母の冬子が弥生の娘であることを話す。最初は取乱した弥生も、小雪があまりにも自分の境遇に似ていることに同情し、彼女を由香利にすり替えることにした。そして、二人で敏男の首を縊ったのである。一方、徳兵衛は、終戦直後から、猛蔵に犯される十五歳の弥生の姿のあの写真(彼女を強請り続けていた。徳兵衛は忍耐しきれなくなった弥生に殺されたのだ。吉沢も、由香利と小雪がすり替ったことを知ってしまったために弥生に殺された。金田一が事件の謎解きを終えると、法眼家の屋根裏にひっそりと住んでいた弥生の老母、千鶴が息をひき取ったと車夫の三之助が伝えに来た。等々力警部一同は屋根裏部屋にかけ上がった。老母の周囲に集まった一同の中に、弥生の姿がなかった。弥生を捜す等々力警部と刑事たち。庭に出た金田一は、徳兵衛の暗室で見つけた写真のガラス製のカン板を石に落として割るのだった。一方、弥生は車夫の三之肋の引く車で法眼病院跡に向かった。そして、病院跡に着いて、三之助が、車のシートを開くと、舌を噛んでうっすらと血を流す弥生の姿があった……。
横溝正史のミステリー小説を映画化した、市川崑監督と石坂浩二のコンビによる金田一耕助シリーズ最終作。
法眼病院を経営する法眼家に渦巻く愛憎劇と生首風鈴事件に端を発する殺人事件を金田一耕助が解いていく展開を、近親同士の愛憎劇、欲望のために踏みにじられた女性たちの哀しみを絡めて描いているので切ない後味ですが、金田一耕助と若々しく好奇心旺盛な黙太郎との相棒関係がユーモラスな味付けをしています。
金田一耕助が珍しく自分の生い立ちについて黙太郎に語ったり、金田一が犯人の動機に繋がる証拠を隠滅したり、他の作品ではあまり見られない金田一耕助の人間性が見られるのも興味深いです。
犬神家と同じくらい好き。血だらけになってでてきて何事もなかったように演奏するところが特にすごい好き。桜田淳子がかわいい。
りょー

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3.5
一番血縁図がわかりにくかった。横溝正史で始まり横溝正史で終わったのは笑える。

草刈正雄がイケメンすぎる。
シルク

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3.5
小説の方が、俄然怖かった。
石坂浩二は、原作よりもイイ男過ぎだなぁw
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