ロン・ハワード監督が
名作”スプラッシュ”よりも前に撮った
こちらもNYを舞台とするラブコメディ。
死体安置所で働く堅物チャックが
引きずり込まれるままに
売春の元締め…もとい
マネージメント業を始めて
陽気で屈託のない娼婦ベリンダと
恋に落ちていく過程を描いています。
主役ではありませんが
マイケル・キートンのデビュー作としても
知られている今作。
死体置き場が
売春婦の溜まり場という設定は
80年代アメリカの味わいを懐かしむのに
ぴったりのカオスでした。
みんなそれぞれ違うのに
なぜか全員同じに見える髪型も然り(笑)
主人公チャックの立ち位置が
優しさだけが売りの男かと思いきや
意外と男であることを隠さないタイプで
受け止め方に困る部分はありましたが。
ドタバターっと展開して
NYはやっぱり今日もNYという感じの締め方は
この頃の洋画の色褪せない魅力のひとつですね。