名作です。
美しい純愛映画。
あらすじでわかるとおり、特異な恋愛。
2人は当たり前のように愛し合っているだけなのに、まわりは理解は示さず協力もしようとしない。
この映画のいいところはジョンドゥとコンジュにだけ焦点をあてていないとこ。
周りの人たちの障害のある方への対応の難しさ、先入観。
なんか上手くいえないけど、ジョンドゥ、コンジュにというより周りの人間を自分に置き換えて観てしまい
とても考えさせられた。
障害のある方には失礼だけれど、少なからず自分も憐れんで見てしまうだろうし.....。
警察署のシーンなんかは周りの醜さというか、特にコンジュ側の家族がひどい。
始めはジョンドゥどうしようもないやつだな〜なんて思ってたけど、ある事実をしってジョンドゥに対する考えが変わった。
ジョンドゥはコンジュに対して憐れみの視線など一切おくらないし
誰からも理解されなく過酷な状況に置かれようとも挫けない。
ジョンドゥが持つコンジュに対する愛しているという気持ちだけが彼を動かしている。
ラスト、コンジュの部屋に明るい光が差していて少しでも2人が前に進めるのかな。
と思えさせるシーンでよかった。
オススメというか、見なきゃダメだと思う。観ましょう。