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「オアシス」に投稿された感想・評価

白豚

白豚の感想・評価

5.0
気持ち悪いし憎たらしいのに憎めない。個としての障害者を意識させられる。最後ロマンチックだった。
SANAWO

SANAWOの感想・評価

4.0
体にハンデをかかえる社会的マイノリティ2人の恋愛物語。

周囲から虐げられている現実と、なに不自由なく暮らす2人だけの妄想。この2つの世界がシームレスに連続する表現が凄い。現実の苦しさがないオアシスはどこか遠くにあるのではなく、現実と地続きに存在しているのだ。
hana

hanaの感想・評価

4.0
社会不適合者な男と
障害を持つ女の恋愛、とまではいかない、
どこか心が通い合うふたりの物語。

社会的な目線では、どうしても除け者にされてしまうようなふたり。
一見家族だからと尊んでいるようで、同情だったり面倒な存在としてしまう、自分もきっとそういう目線を無意識に持っているよなと思ってしまう、否定できない現実も描きつつ、
"将軍"と"姫"なんていうちょっとファンタジックな要素もあったりして。

主人公とヒロインの演技力に圧倒された。
特にヒロイン。
途中立ち上がったり健常な姿になるところでそのギャップに驚かされつつ、それがとても切ない。

お勧めされて観た作品。
すごくよかったです。

韓国映画って、こういうリアリティにファンタジーだったりコメディだったり他の要素を織り交ぜる塩梅がとても心地良いなって思う。
なにが幸せでなにが、正しく、なんて、本人たちにしか分からないことがあって、それを分かろうとしないのはただのエゴでしかない。
言えないよりは言ったほうがいいけど、ほんとうに言えない人は言おうとしてどっかにサインが出てる。
そー言う作品です。
宮

宮の感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

こんなにも痛々しい恋愛映画見たことない。

もうまず最初ジョンドゥのレイプ未遂から始まる恋愛っていうのが声の上げられない抵抗できない重度障がい者の性的搾取を許容してるようではい、低評価確定〜!って思ったけど、痛いほどリアルを映してて、性を求められることと愛されることはイコールじゃないけど女として見られるだてことは全然悪いことじゃなくて、言語化難しいけど誰かに自分を見てほしい求められたいっていう人間の承認欲求の生々しさがはっきり描かれてる。私たちが無意識になんとなく避けてきたものを目の前にドカンと提示されて見てて息苦しくなった。

コンギュみたいな目に見えてわかる障がいは腫物のように扱われるけれど、ジョンドゥのような目に見えない知的障がい者は当人にとっては高度な生活スキルを要求される構図もわかりやすかった。
一見して2人を引き離したのはお互いの親族な訳だけど親族たちは悪ではなくて、確かに不正にマンション借りてたりはしたけど頻繁に家訪れたり誕生日ケーキ用意してくれたりだったり、ジョンドゥが殴られたの見て弟怒ったりとかお母さんも彼のために牧師呼んだりとか気にかけてやってたのわかるし誰も何も悪くなくて、行き場のない気持ちでいっぱいになった。

あと関係ないけど韓国映画あるある、というか韓国あるある。女が男叩きすぎて普通になんでそんな叩く必要ある?って不快になる…小さな暴力もよくないと思います😥

このレビューはネタバレを含みます

色々感じすぎてちょっと考えがまとまらない。
とにかく自分の中の偏見をガッツリ思い知らされる気分。
障がい者と性についてここまで踏み込んだ作品はあっただろうか。

まず主人公の一人ジョンドゥは終始好きになれない。その衝動的な行動や責任感の無さ、ヘラヘラした顔、体の芯が通っていないような動き。イライラするというよりなんだか怖い。特に最初にコンジュを襲ったシーンは殴ってやりたくなる程腹が立ったし、コンジュと仲良くなってからも空気を読まずに家族の誕生祝に連れて行き、気まずい場にコンジュを晒す。果たしてコンジュは喜んでいるのだろうか。コンジュの表情やボディランゲージが読み取りにくいので、喜んでいるのか嫌がっているのか分からない。


もう一人の主人公コンジュはその演技も含めてすごかった。
口紅を塗りオシャレをし、隣室の夫婦の情事を聞きながら泣いているコンジュは人とのふれあいはもちろんだが、女として生きたい、愛されたいと願っている。健康であればこんなにも簡単で、周囲からも何とも思われないのに。障害がある状態から健康な状態へと入れ替わる演出は非常に鮮烈かつ切ない。
だから最初はレイプ未遂であっても、初めて自分を女として見てくれ、誰に恥じることなく連れまわし、面倒くさがることなく辛抱強く話を聞いてくれたジョンドゥが好きになったのだろう。
私がジョンドゥを嫌いになった性質や行動がまさにコンジュを救っている。社会に溶け込めないジョンドゥと障害のある孤独なコンジュ。はみ出してしまった者同士が惹かれ合う。いい話だ。

しかしこれで本当のいいのか?という気持ちも同時に沸き上がる。
結局私は自分が関わるつもりが無い遠い世界の二人がくっついてるのを見て、いい話だと思ってるだけじゃないのか。

障がい者も性愛はある。障がい者だって恋愛という意味で愛して欲しいし愛してくれる人は居る。
それをこういう形で見せつけられないと、私は理解できないし、多分今でも受け入れられていないのだ。


2人を取り巻く人々は冷たく見えるが、私がこの映画の中の人間なら間違いなく同じ反応をするだろう(特にジョンドゥの兄嫁には深く同情する)。
コンジュの兄夫婦も確かにコンジュを一人にして障がい者枠を利用しているが、かなりマメに顔を出している様子で、そこまで冷遇しているわけでもない。障害がある妹が男と寝ていたら当然真っ先に襲われたと思うだろう。まさか彼女をそういう意味で愛する人が居るなんて想像もしない。

緊張すると話せなくなるコンジュが警察でただ一言「恋人だ」と言えれば。必死に言葉を振り絞ろうともがく様は痛ましい程で、私も息を詰めてどうか少しでもいいからしゃべれますようにと祈っていた。

コンジュのために木を切るジョンドゥ。ラジオの音をあげて答えるコンジュ。周囲の誰にも分からないけれど、二人にだけはちゃんと通じるラストはほほえましく、でもやっぱり周囲に誰も伝わらない(あるいは耳を傾けない)のが切なかったし、その周囲に自分もいるのだろうと思う。

韓国映画の層の厚さを思い知った。
ムー子

ムー子の感想・評価

4.5
"将軍"(前科者)と"姫様"(障害者)の恋愛模様は、まるで砂漠の中で見つけた奇跡の水のように惹かれ合う。厳しい環境の中で心安らぐ場所(人)を見つけた2人だけの"OASIS"にはメッセージ性が多く、色々と考えさせられた。

運命の人に出会うことで人を成長させることもある。
yuka

yukaの感想・評価

3.5
映画的にすごいとかわからないので、好みでいうなら低かったです

主人公クズなのと、主人公以外も皆無責任すぎる…

障がい者に対する差別も多く(最初の出会いを見て主人公を含めだと私は思ってしまった…)、手がかかる存在として扱われているし、警察も身内も話を聞こうとしてないから救いがない

同じテーマなら最強のふたりのような、障がい者も健常者と同じ立場に置くような考え方のが好きだと思いつつ…でも2000年代初期としてはいい映画なのかもしれない

健常者と障がい者で分けている演出は分かりやすいけど、区別することで逆に差別を助長してるようにも感じた
兵役してる彼氏との切な遠距離ラブストーリーかと思ったら全然違った。最後まで主人公を好きになれなかった
ayumi

ayumiの感想・評価

-
時々理解し難いほどに真っ直ぐなジョンドゥ。コンジュが恐がらないように、木の枝を切ってあげる愛情表現がジョンドゥらしい。ただ自分の思いだけでかっと飛ばして、犯罪行為も多々あるから、「やばい人」としてしか見れなかった…

コンジュにとっては障がい者としてではなく、1人の人として受け入れられて愛されて嬉しかっただろうな。屋上に連れて行かれ、コンジュが空を見上げるシーンが好き。世界が広がる感じ。
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