もえ

アダムス・ファミリー2のもえのネタバレレビュー・内容・結末

アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

2も良かったのだが、1が本当に好きすぎて2に期待をしすぎてしまった。大人組と子供組とフェスターの3点からシナリオが作られているので話がとっちらかった印象がある。あと下ネタが過激になった。(吹き替えではマイルドな印象)
民族性を深く考えていなかったので、サマーキャンプのブラックジョークを理解するのに時間がかかってしまった。(観客に白人しかいないなど)最後にウェンズデーがマッチで火を灯すところは痛快。1よりも社会風刺が強くなっている。
モーティシアが好きなのでよく見てしまったが、家庭を完璧にこなし自分の時間がないことを夫に心配されてたときの、吹き替えの「幸せな家庭作りは現代女性(当時1993年)の課題ですもの」が印象的なセリフ。
赤ちゃんが病気で夫が死の淵にあるとき、涙を流しながら笑顔で、モーティシアはあくまで前を向いているのが気丈な女性を感じて好きだった。1でも思ったがやはり所作が優雅で完璧。好き。
「いまでも私にムラムラっとする?」・「ねえ、今でも私を愛おしいと思ってくださるの?」が相変わらず夫婦が仲が良くて好きだし、「いたぶりたい?」「永遠に」「ムチを」の翻訳の仕方は絶妙だと思っています。
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