さておいて、舞台はブルックリンで、第二次大戦の終盤。主人公のルーヴェン・マルター(Barry Miller )は、 Modern Orthodox Jewish「モダン・オーソドックス」派ユダヤ教徒の少年。彼の父親はシオニストで大学の教授で、人生を賭けてあちらこちらで講演をしていていそがしそう。 同じくユダヤ人で宗派がHasidic ハシディズム(敬虔派ユダヤ教)のダニー・ソーンダース(Robby Benson)。ブルックリンでこの共同体を組織し父親はレベ(指導的ラビ)であり、ダニーと父親との関係は『静寂』だと。お互いに個人的なことは話さないんだよね。この静寂をルーヴィンの父親は東欧にあるとか言ってたけど。二度見て意味がわかった。父親は息子の才能を見て、人間的に成長させたかったから『静寂』を貫いたんだね。
ダニーは時間を見つけて公共図書館に通い、フロイトなどの心理学の本まで読んでいる。彼は内容を一言一句記憶する能力がありルーヴェンは驚く。これらの読んだ本はルーヴィンの父親が紹介していた。ある日、ダニーの父親がルーヴィンに会いたがっていると。二人の友達関係を承認するようだ。ルーヴィンは誘われて安息日にハシディズムのシナゴークに行く。しかし、二人は友達になるが、父親同士はまるっきり思想が違う。ルーヴィンの父親はシオニストであり、モダン・オーソドックス派。ダニーの父親はハシディズム派。映画の終盤に、特にイスラエル建国にあたって、よくこの二つの違いが描かれているが、簡単に説明すると、この二つはイスラエルの現在の土地をどう考えるかによる。 まず、シオニストの考えはパレスチナの地にユダヤ国を建国するために、米国に住んでいるルーヴィンの父親のような人が、建国のために努力をした。これが承認されたのが千九百四十八年の国連の総会(33対13 。日本は国連加入していないから投票していない。https://www.youtube.com/watch?v=QrIjzUK0FKg)で、その後、『シオンに帰れ』で、イスラエルへの入植が始まった。映画でもルーヴィンの父親、シオニストたちはテレビに釘付けになって国連の開票状況をみている。イスラエル建国はユダヤ人間の宗教争いでなく、政治問題になっている。それをルーヴィンの父親の演説(パレスチナはアラブ諸国に脅かされてる)が証明している。演説の最後に、ユダヤ人の大量虐殺はこれからは建国によって無くすことができると. Never Againが、皮肉にも、後に、極右翼ネタニヤフはパレスチナ人を大量虐殺している。
現在のネタニヤフ右派政権はパレスチナ自治区や領土拡大政策をとっている。シオニストだ。 Greater Israel Project ( https://www.youtube.com/watch?v=wf6MlijsbhA. 20;00-) (https://www.youtube.com/watch?v=J4xI5uwSlKE&t=20s) しかし、この政権が崩壊しても、政府がシオニストなら領土拡大政策は続くでしょうね。けど、シオニストはユダヤ教だけじゃないからね。
映画でダニーの父親はロシアでコサックのギャングの殺しから逃亡したくて、ハシディズムの仲間(弟子)を全部連れて、米国に亡命したと。ルーヴィンにはラビについてくるということが想像できないが、ダニーの父親は普通のラビじゃないと。それをツァデークTzadik(or tzaddik, צַדִּיק) is a Hebrew term meaning "righteous one"と言ってる。私にとって初めてきいた言葉だ。Hasidic spiritual leaders.ダニーは父親を神と信者の仲介人だと。「トーラは神が書いたものとハシディズムはいう。自分は人間が描いたものだと思う」と、ルーヴィンの父親はいう。
つづく
1)founder of the Hacidec movement who lived among poor people in Porland during 1700s.They called him Ba'al Shem Tov, (バアル シェム トーヴ)the master of the good world. He had studied Kabballh, the secret books of Jewish mysticism. He preached a popular idea that God is everywhere that he should be worshipped through joy and singing, and dancing that to be a good Jew