このレビューはネタバレを含みます
入りの映像と雰囲気が思ってたのと全然違くて、暗すぎて違う映画借りたんかと思った。
自分のことを誰も知らないとこに行きたい気持ちわかるな。何もかも、性格すらリセットできる気がする。まあでも後になって、積み上げてこなかった人間関係を後悔するときが来るんだよな〜。
出会う人たちの真意とか優しさに、鈴子が触れないまま次の土地に行くのが、なんとも。いつか気づいて欲しいと思うけど、きっと一生気づかない。嘘も見栄もない、自分の真ん中のキレイな部分だけ思い通りに伝わるなんて無い。人生なんてそんなもんかなとか、スケールの大きい事が頭によぎる。
拓也の手紙はマジ泣ける。というかほんと、鈴子の気持ちと裏腹に、周りに与えてる影響が多くて、歯がゆいような、寂しいような。逃げずに真正面から立ち向かって、良いことも悪いことも受け止めてこその人生だな。
ナンパ男の好青年っぷりがエモかった。ピエール瀧ってこんなイイ味出すのか。森山未來の読めない雰囲気がリアル、ハマり役。俳優陣のクオリティが凄かった〜、面白かった。
