Gasoline

百万円と苦虫女のGasolineのレビュー・感想・評価

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)
3.0
少年のいじめ3対1は流石に卑怯やろ。
機嫌悪い田舎の人怖すぎ。
コインランドリーの黄色い洗濯機かわいい。
少年の小学校の担任の先生が、
江口のりこさんだということに気づいた自分を褒めたい。

"ぼくはねーちゃんに恥ずかしくないように頑張ります"
とか
"今まで自分はもっと強い人間だと思っていた"
とか
手紙の中のセリフよ!

ミスタードーナッツのオールドファッションくわえた状態で
重たい荷物を持ち上げて階段を一段一段登る姿
絵として好き。
その後の、振り返ったら白Tシャツ汗だく森山未来と、
結局独りごと言って一歩踏み出す一連の描写も好き。
と言うかこの映画もうそこだけでいい。
最後音楽がクラムボンの原田さんなのがわかってらっしゃる。

この作品は、
絵のせいで恋愛要素に目が行きがちな気もするけど、
物語というか映画自体は別にそっちに重心置いてないし、
時々ある日本の映画みたいにコメディに逃げてない。
割とストレートな、主人公の成長を描いた映画だと思う。
学生の頃に見るのと大人になってから見るとで違って見える。
Gasoline

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