このレビューはネタバレを含みます
ニューシネマ、そして当時のアメリカ社会を意識すれば、あれこれ細かい考察が出来ると思いますが、単純にダッジ・チャレンジャーが荒野、フリーウェイを突っ走る姿が美しいです。
登場人物も個性豊かで、過去にレーサーや警官もしていた主人公コワルスキー、盲目のDJスーパーソウル、蛇ハンターのお爺3、ジャガーで挑んでくる中年、ゲイのカップルのヒッチハイカー、バイクの少女・・等々。
チャレンジャーが他の車を次々と追い抜いてゆくシーンは観てて気持ちが良いものです(ちなみに最後のシーンで壊されているのはチャレンジャーではなく、初代カマロです)。
コワルスキー演じたバリー・ニューマンが翌年主演した「爆走!」(グラントリノが疾走します)も観たいのですが日本ではソフト化されていないのが残念です。