浅野公喜

バニシング・ポイントの浅野公喜のネタバレレビュー・内容・結末

バニシング・ポイント(1971年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ニューシネマ、そして当時のアメリカ社会を意識すれば、あれこれ細かい考察が出来ると思いますが、単純にダッジ・チャレンジャーが荒野、フリーウェイを突っ走る姿が美しいです。

登場人物も個性豊かで、過去にレーサーや警官もしていた主人公コワルスキー、盲目のDJスーパーソウル、蛇ハンターのお爺3、ジャガーで挑んでくる中年、ゲイのカップルのヒッチハイカー、バイクの少女・・等々。

チャレンジャーが他の車を次々と追い抜いてゆくシーンは観てて気持ちが良いものです(ちなみに最後のシーンで壊されているのはチャレンジャーではなく、初代カマロです)。



コワルスキー演じたバリー・ニューマンが翌年主演した「爆走!」(グラントリノが疾走します)も観たいのですが日本ではソフト化されていないのが残念です。
浅野公喜

浅野公喜