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西部の二国旗のlemmonのレビュー・感想・評価

西部の二国旗(1950年製作の映画)
3.9
南北戦争末期の物語か。
捕虜なった南軍とその南郡を率いて進む北軍。

登場人物たちがただただ北軍南軍だけじゃない複雑な心境にいる様が興味深かった。
この争い、、、同じ米国人。敵?味方?

が、そこに先住民との攻防も。
さらに複雑さを増す。
悪なのか?もともといた人達だぞ。

ワイズ監督の正統派な演出がとっても観やすかった。クローズアップを多様して登場人物たちが話すときはその表情を的確に捉えていた。
リンダダーネルの美しさ(フェロモンか😍)はもちろん、コットン、チャンドラー、コルトと男優陣もカッコ良いので、悔しい🤣がアップになっても観ている分にはストレス無し。

クライマックスに向けて、とても印象的なシーンがあった。あの為に全編通して素直なカメラワークだったのかも?🤔
と、思うとやはり凄いなワイズ監督。

なんだか「同じ人間なのに・・・」と観ている間、常に心に引っ掛かってくる映画でした。
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