このレビューはネタバレを含みます
印象に残ってるところは
不動産屋と親子が団地の下見に行くシーン。空部屋へ行くため薄暗いエレベーターに乗る。
ぎゅっと母の手を握る小さい手。
娘は明るく装ってはいるが、これから父親がいない新しい環境に不安なんだろう。母親らしく気丈に振る舞わなくてはいけない。
娘の手を握り返した。
エレベーターが止まり扉が開くと
無邪気に笑いながら、いの一番に走り出す娘。
危ないですよと不動産屋が扉から降りる。エレベーターに残された母親。
まだ小さい手は母親の手を握っていた。
このシーンが怖すぎて当時は、一時停止した。