たむ

銀河のたむのレビュー・感想・評価

銀河(1969年製作の映画)
4.0
ルイス・ブニュエル監督の映画を観ると、映画は発想力がかなりの部分を占めていると思ってしまいます。
この映画もまさにそうです。

若者と初老の2人の巡礼者の物語が、時代を行き来して、キリストや聖母マリア、マルキドサドまで出てきます。
しかもエピソードは聖書などからしっかりと引用されているとのこと。
時代が変わる時も自然で、突然会話や出来事がぶっ飛びで入ってきます。
怒涛の展開は笑いを生み出します。
発想と想像力が縦横無尽に発揮された映画ですね。
たむ

たむ