KotaroKinoshita

殺しのドレスのKotaroKinoshitaのレビュー・感想・評価

殺しのドレス(1980年製作の映画)
4.5
エレベーターで子供が一種の死神として登場する(その後の物語とは全く関係しない!)ショットや、ラストの「靴だけ残っている」ショットなどを観ると、むしろ霊的ホラーであることが伺える。その意味でも、本質は霊的ホラーである『サイコ』の正しき"再現"であったといえる。
ナンシー・アレンの魅力が爆発しているが、歳を重ねるとアンジー・ディキンソンの素晴らしさがどんどん沁みてくる。


演出0.9
人物0.9
構成0.8
驚き1.0
趣味0.9


演出=総合的な演出
人間=俳優および被写体の魅力
構成=脚本や画面の全体的な構成
驚き=斬新さ、意外さ
趣味=個人的な好き嫌いの印象