へい

殺しのドレスのへいのレビュー・感想・評価

殺しのドレス(1980年製作の映画)
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鏡や窓ガラスの使い方がすごいな。シャワーシーンでは窓ガラスにぼやけて映る女性の体。雨のシーンでは、部屋の中で何が行われているか分からない窓の使い方。そして、何より急に鏡に映る殺人者!

あと、美術館の無言のシーンの長さが異常だろ。思わずボリューム上げてしまった。クラクションと喘ぎ声を重ねたりと音の使い方もすごい。

青暗い病院で、真上から大勢の精神患者が見下ろしながらの殺人もゾッとする。

主人公だと思ってた欲求不満女性が序盤で死んでしまうのが面白いなぁ。主要人物がコロコロ変わっていく。精神的に異常をきたしているインテリ男って1番やばいな。犯人を同一人物が演じていない分誰が犯人か分からずぼやけてくる。
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