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犬神家の一族のtakywalkerのレビュー・感想・評価

犬神家の一族(1976年製作の映画)
4.0
角川映画の記念すべき第一作、観ない訳にはいかなかった。
2006年版が公開後にテレビ放映されていたものを途中まで観たことがあったので、遺言状読み上げのシーンやスケキヨ登場のシーンは強烈に印象に残っていた。

ミステリー作品として、トリックや人間関係が想像の10倍くらい複雑でややこしかった。
観終えた後に解説など読み込んでようやく理解できた。
スケキヨの仮面や水上死体等視覚的にアイコニックな要素はあれど、これだけ複雑な映画がヒットしたのは純粋にすごいと思う。

あと、石坂浩二演じる金田一耕助の飄々とした雰囲気は、探偵としていま観ても味のある良いキャラだったと思う。
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