千種

犬神家の一族の千種のレビュー・感想・評価

犬神家の一族(1976年製作の映画)
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佐清は幼少時代のトラウマ。
じっとり湿るような不気味さが
雨のよく降る今の季節にちょうどいい。

市川崑でなければ出せない深みや
おどろおどろしさが様々な形で
画面から滲み出ていた。

2018.07.05


NHK「アナザーストーリーズ」を見て、再度鑑賞。角川春樹が起こした一大ムーブメント。

市川崑の並々ならぬ拘りが
映像の至るところに見られる。
佐清のマスクもその一つ。

そして、金田一の旅行鞄。

横溝先生かわいらしい。

縦社会、戦争、家族の呪い。

2020.09.09
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