ゆず

犬神家の一族のゆずのネタバレレビュー・内容・結末

犬神家の一族(1976年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

ん…?あんまり面白くない…という感じ…
まず登場人物の性格が一辺倒というか、何か問題が起こった時に感情的になるのは必ず女性で、男性は至極冷静な態度で…。必ず誰か女性の方が喚き、男性が宥める…女は感情的で男は理性的という固定観念が酷すぎて登場人物の方たちをキャラクターとしてではなく男か女かでしか区別が出来なかった…。
感情的な男性や理性的な女性や、男や女関係なく個性があって初めて映画の中のキャラクターとして面白いのに、最後犯人の名前言われても「え…誰やっけそれ…?」となってしまった。
(唯一最初の方で感情的になった男性だけしかちゃんと区別出来ませんでした…)

そして珠世さんが、誰か(名前忘れた…)に睡眠薬飲まされて強姦未遂されてるのにその人が亡くなったの聞いて彼女が「信じられない…」って泣いてるのを見てかなり冷めてしまった…。
どうしてこうも強姦とかいう下劣な犯罪を小さく見せるように描くかな…。

昔に作られた作品だからこういうのは仕方ないって分かってるけど、どうにもそれが頭に引っかかってあまりストーリーを楽しめませんでした…。
ゆず

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