Aosui

犬神家の一族のAosuiのレビュー・感想・評価

犬神家の一族(1976年製作の映画)
3.5
金田一さん
事件止められませんよ!

いやとめませんよ!ですかねぇ、、
かの有名なじっちゃんの話ですが、
実は初めてちゃんと見ました。

いや〜流石に傑作と言われるだけあって見応えのある作品でした。

有名故に見てなかった。
謎解き難しすぎ。
知らないとわからんなこれは。
最後の解明も、警察立ち会いなのになんかのほほんとしてるw

佐清の存在感凄いですが、
犯人、殺さなくても良かったんじゃねぇべか。
まっすぐ佐清帰って来るだけで、万事解決。
竹子さんと梅子さんは蚊帳の外だけどねぇ。

事件の紐解きヒントは名前ですかね。
佐清(スケキヨ)、佐武(スケタケ)、佐智(スケトモ)と佐を"スケ”とよむ。
事件発端の遺言書を残した佐兵衛(さへえ)。
なぜ彼だけ"スケ”と読まないのか。
"スケ”と読んだらスケベェ。。
なるほどねぇw

冒頭の通り事件を回避しない戦法w
事件解明に重点を置く名探偵なのですね。
金田一さん。
目線からも暗黙してる演出あるし。

中々食えない男です。
そこが魅力の一つなのかも知れません。
続きも見ようと思いました。
Aosui

Aosui