おもしろ!!
街中の唄歌いがアコーディオンの音に乗せて歌う。パリには泣く人も笑う人もいる。彼女たちがこの3話の語り部みたいになっていてなんかかわいかった。
サブタイトルのフォントもカラフルでかわいかった。
1話 7時のランデブー
偶然が偶然を呼ぶ展開。ヴェンダースの作品で、映画は愛と死が重要なテーマだと言ってたが、偶然もそれに次ぐテーマだとこの話を鑑賞して感じた。偶然と想像しかり。
ロメールの描く偶然は格別におもしろいのよ。
2話 パリのベンチ
ただただ様々な公園を散歩してベンチに座ってキスするだけなのにめちゃくちゃおもしろい。
銅像や絵画、お墓を見てあれやこれや話す感じもすきだな。
あなたはいわば彼の鏡で、彼がいなくなったらあなたはいらない。
なかなか興味深い理由でおもしろい展開だった。
3話 母と子1907年
女の子と一旦別れて次会うまでの間に別の女の子にナンパする展開おもしろい。
アトリエに来てめちゃくちゃ話す感じも特別な時間のように感じて。
カフェに来ないのも、最後のセリフもとても好きだった。