unko

13Fのunkoのレビュー・感想・評価

13F(1999年製作の映画)
3.5
仮想空間に1930年代のロスを再現するプロジェクトに参画しているダグラス(クレイグ・ビアーコ)。
朝目覚めると血濡れのシャツが手元にあり、上司が死亡していた。
記憶がないまま警察に疑われるダグラスは、真犯人を探すために上司が生前ログインしていた1930年代のロスへダイブするのであった。

現実世界か仮想世界が曖昧で、そのあたりを推理しながら観ると楽しめる。
本作では上記に加えて、設定された仮想キャラクターの人格を上書きする形でダイブする特徴から、設定された人格orダイブ元人格を判断する必要もあるのが面白ポイント。
しかもお互いが仮想世界を勝手に動き回るので、意識が入れ替わるたびに意味が分からない状態になっていて混乱するのも面白い。
最後まで観ると、ほ~なるほどの展開で楽しめました。

1930年代ロスの街並みはVFXで結構いじられているので、特典についているBeforAfterで楽しめます。
unko

unko