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「13F」に投稿された感想・評価

エメリッヒプレゼンツ〜99年に創造されたもう一つのマトリックス。

マトリックスがSF界に起こしたビッグバンの影に隠れてローランドエメリッヒも製作陣に回り、ひっそりと仮想現実SFを作っていた。
ただ、こういった不確定な記憶プロットのマトリックス型近未来は、JMやダークシティなんかが、99年以前から挑戦していたようだ。

そして本作は、今見てもマトリックスまんまだが、それ以上に実はブレードランナーからの影響をもろに受け、ほぼ下敷きにプロットをなぞらえている。
人間のコピー的存在が、世界の成り立ちに気づき創造主に襲いかかるというフィリップKディックチックな考察へと踏み込み、そもそもこの映画のテイストがフィルムノワールという舞台で物語られている。
更に主人公の住む部屋のデザインが、デッカードのマンションルームを完コピされたオマージュも忍ばせている。

結果、仮想現実というプロットの元、単なるブレードランナーのオマージュムービーの枠を超え、マトリックスが描いた仮想現実論を逆の視点から暴きだす。なんとプログラム自体が"赤いカプセル"の存在に気づき手に入れようとする。
すると更なるマルチバースが我々の世界に襲いかかってくるのだ。
驚くことに、一見悪役ズラのマトリックスで言う"サイファー"ポジションの人物こそに、本作の共感ポイントが隠されているのです。

そして、マトリックスが圧倒的SFビジュアルで仮想現実物語を紡ぎ出す一方、ひたすらフィルムノワール、明らかにロサンゼルスで物語る本作は、より近い世界の物語に感じられる。
マトリックス二番煎じに見えて、巧妙な仮想現実論とアッと驚く展開が用意されています。
これは、VRカルチャーが普及しつつある現代の目線から見ると、とてつもなく興味深い作品であった。
現実世界で起こった殺人の手掛かり(これ見てる頃には私は殺されているだろう。私が知ったある重大な事実は…的な手紙)を開発中の仮想現実に置いてくると言う発想は面白い!!
殺人の容疑がかかった主人公がその手がかりを追って仮想現実に入って事件を追うと言う話。


設定はかなり自分好みで面白いが、終盤は望んでないスリラー展開が軸になったり盛り上がれるようで盛り上がれず、もう一越えして欲しかったところ…
デヴィッドがフラーをどうしたかったのかもイマイチよく分からなかったし…


とは言え今まさにGTA5をやってる身からするとある意味ゾワっとしますね…
あのゲームも、操作キャラを変えると、何やら日常生活を送ってる風のカットが入ってから動かせるようになるんですよ。

それまで普通の生活を送っていたはずの人が急に体や意識を乗っ取られて車を奪ったり道ゆく人を殺したりするわけですからね…
これからはゲーム内でも安全運転しようかな…
jem

jemの感想・評価

4.0
青い薬を飲めば、もとの世界へ戻れる。
赤い薬を飲めば、真実を知ることができる。
さぁどうする。

…おっと失礼、これはまた別の仮想現実の話だった。

とはいえ、こっちも仮想現実が舞台。

しかも、同年に上映されたあの○トリックスにも引けを取らない面白さ…

○トリックスと比べるとアクションやCG技術は劣るものの、似ても似つかぬ内容でうまく差別化がされており、SFのみならずサスペンスやロマンス要素もふんだんに盛り込まれた最後まで中身の詰まった作品!

クライマックスに向かうにつれて面白くなるので観るときは最後まで根気よく!





ある日、ダグラスは仮想現実空間を共同開発していた上司のフラーが何者かによって殺されたことを知らされる。

同時にフラーが仮想現実に関する重大な秘密を握っていたことも判明する。

フラーが握っていた秘密とは何なのか?

フラーを殺した犯人は誰なのか?

ダグラスは真実を求めて仮想現実空間へと入り込む。







〜少しネタバレ要素あり〜







VR内のキャラクターに恋したらどうなるのか、、

VR内で殺人をすれば罪の意識に悩まされるのか、、

VRのキャラクターにも感情や意識があるのか、、


VRが当たり前になる世界がすでに目の前に差し迫っている現代において、実際に起こりうるであろう問題や課題を取り上げていると感じた。


そもそも20年前の映画、さらには60年前の小説がこのような未来を描いていることに驚き。


○トリックスだけでなく○ンセプションをも彷彿とさせる構造も良かった!


最後、物語が完結したあとのプツンとテレビを消したような幕の閉じ方は、まさに○ンセプションのラストのコマを思い出させる。
mab

mabの感想・評価

4.0
グレッチェン・モル!
グレッチェン・モル!
グレッチェン・モル!
グレッチェン・モル!
グレッチェン・モル!

ヴィンセント・ドノフリオ
bluesky

blueskyの感想・評価

3.6
20年くらい前の映画で、どっかで観た感もあり、最初は退屈だったけど、途中からその後の展開が気になり、結構楽しめた。
主役は良かったけど、ヒロインが何か地味だったからか、全体的に地味な印象になってしまい、何かもったいなく感じた。
YuKing

YuKingの感想・評価

3.3
開発した仮想現実を行き来する中で、記憶にない殺人事件に巻き込まれる。
冤罪を晴らすべくヒントが隠された仮想現実に更に入り込むが…

小難しくなくオチも含めてスッキリと見られるため、東野圭吾の小説が原作と言われても全く違和感ない。むしろ書きそう。

こんな作品があったんだと感心したが、マトリックスと同年公開で埋もれたそうです。不遇だ。
k170588

k170588の感想・評価

-
ミニマルだけど面白かった。無理してない感じで良かったです、ときメモ感 笑
せの

せのの感想・評価

3.2
仮想世界を扱ったSF

派手さはなくてもその分ミステリー色が強くて楽しめる。
仮想世界の表現が最高にチープだったけど、このジャケットを見て惹かれた人は満足なんじゃないかなぁと思ったり

途中衝撃の展開!があるけどちょっとこれは読めちゃった
でも話の大筋だけでも面白いと思えるのでミステリー好きにはおすすめ。
牛猫

牛猫の感想・評価

3.5
仮想世界と現実世界を行き来できるシステムの開発者が、上司の殺害容疑の謎を晴らすため奔走する話。

キアヌリーブス主演の「マトリックス」と似た設定で同年公開という、なんとも不遇な作品。比べると確かに派手さや華はないけど、アイデアも面白いし中身は引けを取らない出来だと思う。
1930年代のロサンゼルスを再現した仮想世界は、当時の情景を知っているわけではないけど、ノスタルジックで良い雰囲気だったし、殺人事件の謎を巡るサスペンスフルな展開は先が読めなくてワクワクした。
ただ後半の展開は少し安易な気もした。
世界の果ての演出も、物語の肝となる部分なのでもっと頑張って欲しかった。

しかし、なんといっても限られた登場人物のみで、これだけ世界観に広がりを持たせられるのが凄いと思った。同じ役者でも、現実世界の自分と、仮想世界の単なるプログラムとしてのキャラクターが全く別人に見えて、演技の幅を楽しめた。とくにヒロイン役の女優さん。仮想世界のあどけない感じと、現実世界の妖艶な雰囲気のギャップが素晴らしかった。役者の知名度が薄い点も逆手にとって、仮想世界というテーマが見事に昇華されていたように思う。

金髪ロン毛の微笑みデブも最高だった。
『インセプション』な『ザ・セル』

あかねちゃんオススメ、『マトリックス』と被って埋もれちゃった良作SF♪
紹介ありがとう(*´ω`*)

これはなかなか面白いですよ~
ヴィンセント・ドノフリオが金髪ロン毛ってだけで一見の価値ありw



ソフト開発会社社長フラーが殺された。
彼は部下であるダグラスに、仮想空間内で手紙を残したらしい。

そこでダグラスは、同僚ホイットニー(ヴィンセント・ドノフリオ)の力を借りて、自身も仮想空間へと向かう。

そこは1937年のロサンゼルス。
仮想の人間=個体が、各々意思を持って生きている。

ダグラスはジョンという個体となり、仮想空間で手紙を探すのだが……



Easy Come Easy Go

おぉ~
これはネタバレ厳禁なヤツですね☆

なのであまり感想書けないけど(笑)

ヴィンセント・ドノフリオがいつも通り上手いです!
"ちゅっ"てするの、ちょっと惚れたw

主役ダグラスもあまり知らない方でしたが、切り替えが上手いですね~

この仮想空間、自分の意識を特定の個体にダウンロードして、そこで生きるのですが…

これ毎回違う個体に入れば、色々負担無くて良いのでは?
なんで同じ個体でやるんだろう。
そこが腑に落ちないなぁ。

が、良く出来たSFだと思います!
オススメ(〃∇〃)
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