数ある『穴』作品の中から、時には学園モノ、時にはサスペンス、時にはスリラーと多種多様なジャンルを持ち合わせた本作をばチョイス。
全編を通してチープな作りが目立つも、脚本が良く出来ているので最後まで飽きることなく、じっくり堪能することができた。
また音楽は『π』『レクイエム・フォー・ドリーム』を担当したクリント・マイセルということもあって、本作のテーマや内容に見事にマッチ。個人的に◎
イギリスの名門校“プレイボーン学園”に通う４人の生徒が行方不明になる事件から物語は始まる。
その内の１人、唯一の生存者リズの供述を基に事件の概要を追って行くのだが･･･。
まるで最初から最後まで、全て計算づくされたかのような展開に戦慄が走る。
“穴”自体にはさほど興味を示せなかったが、ソーラ・パーチのサイコっぷりやキーラ・ナイトレイのフレッシュな演技が見れたので良しとしよう。
