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暴走パニック 大激突のsumiのレビュー・感想・評価

暴走パニック 大激突(1976年製作の映画)
4.2
深作欣二監督のカーアクション映画!最高だ!こんなカオスでノリノリで狂ったカーチェイス見たことない!

序盤の伏線らしきものはあんま関係ないんです。後半のカーチェイスで全部吹っ飛びますから。

その吹っ飛び具合が凄い!

強盗犯の渡瀬恒彦。
それを追うスケベ警察官、川谷拓三。
そして渡瀬恒彦の相棒の兄貴、室田日出男。

川谷拓三と室田日出男の2人は渡瀬恒彦を捕まえるのに必死で人を轢いても他の車に当たってもお構いありません。

その暴走行為に怒った一般人やヤクザも追っかけてきて、しまいには暴走族と暴走族を取材していたテレビの中継車も追っかけてきます。

もう誰が、誰を、何のために追っかけてるのか訳が分からなくなります。みんな狂ってみんないい!

序盤、中盤も面白いシーンが沢山あります。
ヒロインをストーカーしている酔っ払いのジジイ。この酔っ払いの演技が面白い。大爆笑のジジイの結末も必見!

あと車の修理をしている青年。変態ジジイになかなかの変態プレイをやられてしまいます。(このシーンは果たして必要なのだろうか笑)

日本映画のエンターテイメントの極致をイってる映画でした。
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