もつこ

モスラのもつこのネタバレレビュー・内容・結末

モスラ(1961年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かったけど、中盤がタルい。
小美人がモスラの歌を最初に歌う所までがめちゃくちゃ面白くてこれは大傑作なんじゃないかと思った。しかしそのあとモスラが出てくるまでが長い。めちゃくちゃ眠くなった。モスラが出てきて、東京タワーで孵化するシーンがこの映画のクライマックス。一気に目が覚めるくらい面白い。
モスラが孵化したあとはなんか飛んでるだけでニューカークとかいうニューヨークみたいな都市が壊滅する。脆弱な大都市。
ミニチュアが普通にミニチュアで、ちょっとトイ・ストーリーを見てるような感覚に。
ツッコミどころは満載だけど、笑いつつ見てしまう。

フィルムが結構損傷していたらしいのに、全くそれを感じさせない修復技術はすごい。でも4Kにする意味は感じなかった。元が昔のフィルムなので、4Kも2Kも変わらなかったんじゃないだろうか。それにちょっと荒いくらいが色々ごまけていいかもしれない。

しかしフランキー堺ってすごいなぁ。ちょっと無理のある脚本だと思うけど、フランキー堺演じる新聞記者は自然に存在している。他のフランキー堺の作品も見たくなってしまった。
もつこ

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