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ロボコップのSHOHEIのレビュー・感想・評価

ロボコップ(1987年製作の映画)
4.0
近未来のデトロイト。警察は民間企業のオムニ社によって経営され、激増する犯罪に対しロボコップと呼ばれる半機械化された警官の開発が計画された。一方、市警に赴任してきたマーフィーは相棒のアンとともにギャングたちを工場へ追い詰めたものの惨殺される。遺体となったマーフィーはロボコップとして生まれ変わろうとしていた。

もはや色あせたSFという先入観で見たものの、いまでも通用する本格派のアクションに驚愕。およそ100分に詰められたタイトな展開、本物の爆発シーン、トロマ映画並みに抜かりのないグロテスク描写と見どころ満載。どう見てもロボットにしか見えないピーター・ウェラー渾身のパントマイムがスゴい。機械となって全てを失ってしまった警官マーフィーが悪と闘う中で自分自身が何者なのかを見出していくというテーマの挿入もなかなか。劇中で反復されるスコアもカッコいい。
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