ロボコップに関しては、口元だけ生身が見えている間抜けなビジュアルの印象しかなく、漠然と子ども向けのヒーローものかと思っていた。まさか、こんなにバイオレンス描写の激しい、グロい作品だとは知らなかった。地上波でもやっていたと思うが、間違って子どもが観たら、間違いなくトラウマになる。
いかにも低予算で、さすがに映像は古さを感じる。ストーリー的にも想像を超えてくるようなものはない。
ただ、近未来を描いた昔の作品特有のアナログ感が良いし、TVに流れるニュースやCMも皮肉が効いてて面白い。何より全体を通して流れる物悲しい雰囲気に魅力を感じる。
ヴァーホーヴェン監督の他の作品を観てみたい。
