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炎上のveのレビュー・感想・評価

炎上(1958年製作の映画)
4.5
市川崑映画祭にて。
誰も僕を分かってくれない、でも誰か本心を見抜いてくれよ!というドス黒い、あまりに子供すぎる思いが痛いほどよく分かる。
ただ、彼が誰かに救われるかもしれない瞬間はたくさんあった。それは夜の街での女との会話であったかもしれないし、住職に向けた心からの問いかけであったかもしれない。そんな瞬間を見逃したくないと思う訳です。
「人間は変わるが、美しく残り続けるものに夢を見て薄暗い生活をやり過ごすのだ。」という言葉に、あぁ、なるほどなと思う。これからはそうして生きていこう、、
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