障がい者の孤独感そして傲慢さ
被害者の顔と加害者の顔の交差が静かにねじれていく感じが淡々としていて、同感できそうでできない気持ち悪さ
主人公の歪みや孤独感は外側の環境によるものというより、内側から…
1950年代後半から1960年代前半にかけて、シュールレアリスムの影響を受けた前衛的な映画が世界中で沢山作られた。ルイス・ブニュエルにミケランジェロ・アントニオーニ、あのベルイマンもこの時期観念的な…
>>続きを読む市川雷蔵の小僧感ったら。
いつ出てくんだろ?って思ってたらお前だったんかい!っていう。
仲代達矢のギラついた目ヂカラ。
金閣寺と住職、母親っていう主人公にとって絶対的な存在の堕落に対する失望たるや。…
黒澤、溝口に寵愛された宮川一夫が魅せる映像美は目を見張るものがあり、金閣寺が炎上するシーンはまさに圧巻。内容は思ったよりもコメディ調で、個人的にはもっとシリアスでも嬉しかった。原作を読んだ後だと色々…
>>続きを読む 厭離穢土、欣求浄土
吃音症の青年が金閣寺=驟閣寺を燃やすまでを丁寧に。
原作は三島由紀夫。
監督は市川崑。
犯人である溝口が社会への不条理に対して
金閣寺に傾倒していき、思いを写して…