劇場でハクソーリッジ観る前に初鑑賞。(結果、観ていて大正解)
メルギブによく指摘される、ある種の「ピュアさ」がここで一番よく出てるのでないでしょうか。戦闘シーンや拷問シーンなどのグロさは、サドというよりメルギブのマゾヒズムを表しているようにしか思えん。メルギブにとって、映画を撮ることは自慰行為に近いのでは。全面的に宗教観出されてるんだけど、別に見ていて不快ではなくて、それはエンタメとして十分に昇華できてるってのもあるけど、メルギブのピュアさを思うと腑に落ちる。
あ、でもラブパートは全くノレなかったです。あとできれば、主役はメルギブじゃない方が良かったのでは?(必死に演技するメルギブは笑っちゃうし、デコのシワが老けすぎてて、集中できなかった)