このレビューはネタバレを含みます
感情というか、生理的感覚としてなのかわからないけど、主人公(KOTOKO)に入り込みすぎて息ができなくなる切迫したシーンが多々あった。
見ていて苦しいし、楽しいとかそういう映画じゃないけれど、映像の美しさとCoccoの演技が素晴らしくて、とてもいい映画だった。
もちろん歌も…
わたしの中でダンサーインザダークと同じ位置にある映画。
ラストシーンで、あの状態のKOTOKOに会いに来た息子の仕草に終始好意的な雰囲気があって、それがなんとも印象的だったんだけど、Coccoの実子だと聞いて納得がいった。素敵なキャスティング。