KOTOKOの作品情報・感想・評価・動画配信

「KOTOKO」に投稿された感想・評価

塚本晋也節、炸裂って感じ
ハッピーにはなれない映画
だったと思う
キャッチコピーは、
「生きろ、生きろ、生きろ。」

「双生児-GEMINI-」や「悪夢探偵」の塚本晋也監督作品。

予告の時点で予感はしていたが想像以上の内側からえぐられる感覚に動悸、衝撃。

Coccoなのか琴子なのか分からなくなる。

脳に響くサウンド、琴子の歌声、精神を表現しているようなカメラワーク。

不安感を掻き立てられ自分までもが泣き出しそうだった。

近いものを感じる人とそうでない人では評価や感じるものが真逆だろうなと思う作品。

わりと近いものを感じる私としては満点と言いたいほどの作品なのだがこの作品に満点をつけてしまったらなにかまずい気がしてこの☆に。


田中として出演している監督である塚本晋也さんがこれまた良い。
塚本監督からKOTOKOへ送ったラブレターみたいな作品だけど、彼女の魅力を最大に伝える役として「精神の均衡を失ったシングルマザー」を用意したセンスに脱帽した。

季節は移ろい人は行く。その現実が全ての人間に与えられていると認識させる物語が残酷ながら美しい
koto

kotoの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

cocco好きだから観てみた。最初の五分で手首切るシーンは、目を背けてみれない。赤ちゃん抱いて、あんな大きな本格的中華鍋振らないといけないのか?それだけ不器用なのか?男の人をフォークで刺す、自分を切る‥この作品がR指定が入らないのは何でか不思議だ。妄想も恐ろしくて、心がザワザワする。でもことこは、それを感じながら生きている。妄想か現実かわからない世界、辛過ぎる。最初だけかと、我慢して観てたけど、最後までリアルで痛すぎて、辛かった。coccoの演技は、自然すぎて違和感がない。私の中にはない、この世界観を伝わる映画にした監督も演じたcoccoも凄い。監督気になってググッたら、田中さん出てきてびっくりした。
深

深の感想・評価

3.3
映画を観ていて、こんなに痛みを感じたのは初めてかもしれない
琴子を観ているのか、Coccoさんを観てるのかわからなくなってくる
息子の仕草、いちいち泣きそうになる
なな

ななの感想・評価

3.6
観終わった後、痛さと苦しさでしばらく手が震えた。。

Coccoだからこそ創ることができた作品。

見ているこっちまで精神不安定になりそうで、怖かった。
Hana

Hanaの感想・評価

4.0
終始頭おかしくなりそうな程苦しい。
ただただcoccoが怖いくらい凄すぎる…
塚本監督とcoccoの相性は抜群だと思う。

田中は何処へ行ったのか?
そもそも居たのか…
何が幻想で何が現実なのかもはや分からなくなる映画だった。

いやぁ…参った。
Coccoを知りたくて鑑賞。

雨の中で踊る彼女は美しく、
田中の「大丈夫、大丈夫」に泣き、
歌う彼女もまた美しかった。


「生きてるだけで、愛」が
私が実際はできず頭の中でやりたいことを具現化されていたから結構好きで

「KOTOKO」は似たような世界だけど
見えるものが違ってて
「ああ、あの人にはこの世界が見えていたのか」と思いました。
騒音が大きくなったり、幻覚をみたり、妄想が独り歩きしたりする世界は、本当に辛いだろうな。

子どもを殺める(フリ)シーンも
何となく気持ちはわかるから辛かった。
子どもいないけど、
歪んだ愛情かな。

元気なときに観たから幸い落ち込まずに済んだけれど、落ち込んでるときに見てたらきっと今頃こうしてつらつらとレビュー書けてなかった。

くらい終始壮絶でした。
またいつか観たいな。
白波

白波の感想・評価

4.5
2012年4月劇場鑑賞
主演のCoccoは、同監督作「ヴィタール」以来ですね。
私はCoccoの歌が好きなので、当時活動休止してた彼女の歌が「ヴィタール」で流れたのはとても衝撃でした。
なんでもその時Coccoにオファーを出していて、今回の出演につながったようです。7~8年越しでできた作品ですね。
塚本晋也とCocco。わかってはいたのですが、想像以上の強烈な化学反応でした。
まず、Coccoの削るような演技が素晴らしい。
過去の塚本作品では、作品内にも出演する「塚本晋也」のアクがあまりにも強く、他の役者の印象がどうしても薄くなりがちになります。
悪く言えば全部持ってっちゃうんですね。
ですが本作はCoccoが圧倒的すぎて「塚本晋也」以外の役者が印象に残った初めての塚本作品ではないでしょうか。
歌い上げるシーン等は本当圧巻で、彼女はとても塚本作品のフィルムの色に合っていました。

この作品は「親子の愛」と「命」がテーマの作品です。
ですがこれは塚本作品、本当に凄まじかった。
あまりにも「命」を生々しく表現していて、色んな意味でひどく重いです。
組合わせ的にビョーク出演の「ダンサーインザダーク」をイメージする方もいるかと思いますが、あんなにソフトではありません。
轟音と静寂、加減の無い暴力描写も多く、全編を通して色々な物を延々と投げつけられている感じです。
ですが、ラストシーン。
そこにはちゃんと小さい光があって、観ていて涙が溢れてきました。

描写が描写なのでもの凄く「残る」作品ですが、もの凄く爽やかな作品でもありましたよ。
本当素敵な作品でした。
ゆうゆ

ゆうゆの感想・評価

3.9

痛みで生を感じ
いつも死が隣り合わせの琴子

息子へのゆるぎない愛と
それ故の
漠然と? した不安で
自分を追いつめていく彼女は
自ら紡ぐ美しい歌声で
自分をなんとか保っていく

狂気と現実の狭間を彷徨う"琴子"は
Coccoが自身が
ありのままの自分を曝け出しているの…?
ってくらい
痛々しくて 壊れそうで 儚げで
目を逸らさずにはいられない

彼女の注ぐ
息子への優しい眼差しや
彼女の口ずさむ
透明で優しい歌声に
心が震える


少し『ダンサーインザダーク』を
思い起こしたけど
あの作品よりもずっと深く
突き動かされる、
繊細で
力強いエネルギーに溢れていた


痛みと赤の描写が鮮烈で
かなり人を選ぶ
不思議でホラーなテイスト。
でも私には
響くものが大きかった
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