ナナイロ鱗

地球に落ちて来た男のナナイロ鱗のレビュー・感想・評価

地球に落ちて来た男(1976年製作の映画)
4.8
物語の流れでの細かい部分は説明がないので出されているイメージにこちらがこうなんだろうと肉付けしていく感じ。

わかりにくいと言えばそれまでだけど、まあ個人的には得意分野な映画ですww

どこを切っても美しいデヴィッドボウイしか出てこないという、金太郎飴のようなお得な映画でもあります。

しかし、SFなら自分の星に帰る設定もぶっ飛んでいて構わないと思うのに、ニュートンはひたすらきちんと商売をして、自分でお金を稼いでから、ちゃんと宇宙船を作って帰ろうとする、なかなか資本主義に則った真面目な異星人なのです。。
特許まで持ってるしw

ただ、最終的にはロマンチックに終わります。あの終り方は、原作通りなの?かな??

多用されるフラッシュバックやキュンキュンと神経に刺さるような電子音も心地よく、何とも心地よい映画でした。
ナナイロ鱗

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