自分の人生で、一番大切なものは何かーー。
クリーヴランドの田舎娘が、外の世界に憧れてスチュワーデスになることを決心。
苦難を乗り越えながらも、ついには国際線ファーストクラスのスチュワーデスとして、パリやブルックリンなど、夢見た都市を飛び回っていくようになる。
しばらくあいて、かつて憧れた、充実のスチュワーデス生活のはずなのに、彼女は何かが満たされていないと感じる。
それは、自分の夢のために諦めていた、心から想う大切な存在。毎日が夢の生活でも、帰ってきた部屋にはいつも一人だった。
そして気づく。
本当に求めていたものはーー。
コメディ要素がごちゃごちゃしたり、トントン拍子で進みすぎたりと前半は思うところもあったが、後半からラストにかけて、うまくまとまっていて良かった。