三四郎

青春前期 青い果実の三四郎のレビュー・感想・評価

青春前期 青い果実(1965年製作の映画)
1.0
広島から東京へ来た転校生が主人公なので興味を持って観たが、全体的に暗い。暗いというよりも一応真面目な話と言った方が良いのかしら。
映画を見終わった後、原作者が『エデンの海』の若杉慧だったということを知り、ストーリー展開に納得。
元教師だから、高校生の「性の目覚め」や「思春期の悩み」をテーマにして描こうとするのだろうか。この若杉慧という人物は一体どんな教師だったのだろうか…。
『エデンの海』と『青春前期 青い果実』から受ける原作者の印象は、眼鏡を掛けた無口で真面目でつまらない教師といった感じで、あまり生徒から人気がなかったんじゃないかと思う。
彼にむっつりスケベのような印象を抱いてしまうのは私だけだろうか。
高校時代の青春ってのはもっと純粋で繊細で、それでいて情熱的で明るく爽やかなもののような気がする。
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