このレビューはネタバレを含みます
振り回されまくるエディ・マーフィーが大泉洋に見えてくる罠。「横転したってかい」「帰してくれよォー 出所なんだよ僕はぁ」「オレごと撃てつってお前…ホントに撃つかオイ！」下條アトムの物真似やってるし似たようなもんじゃろ。
コンビの関係性が深まっているのが節々で見られるのは嬉しいものの、悪役が分かりやすすぎるというかマーあの人ですよねてな感じにオチていてちょっと物足りない。でもラストの意趣返しは大好きだし、こういう映画はやっぱりいつの世にも必要だと思います。そして明夫ノルティ&山寺マーフィーもイイ。ニコラス・ケイジにアテる明夫は声高めだけど、ノルティ明夫はイガラっぽく声出しててヤサグレ親父感がたまらん良いです。
