gari

バイオハザードのgariのレビュー・感想・評価

バイオハザード(2002年製作の映画)
3.5
いつも挫折するんだけれど、シリーズ一気観にトライしようと再観賞。
ゲームはやったことがなくて、特に思い入れもないのでゾンビ映画としてしか楽しめないけれど、単純な表現が許されるなら「シリーズ化されているのも納得」といったところ。

密閉空間×ゾンビパニックという舞台で緊張感が持続する。次は何?その次は?と、休む間もなく襲いかかってくる恐怖に息もつけない。
神経ガスで損なわれていた記憶が補完されていく過程で明かされるそれぞれの素性や物語の大枠と、もはやそれどころではない実験で生まれた生命体。

この手の映画を見るといつも、いっそゾンビになっちゃった方が楽だと思ってしまう。
自分が映画の登場人物と仮定しても、間違いなく「その他大勢」だし。

全編ロック~メタル調の音楽で、ヘビーで若いセンスを感じたけれど、エンドロールでマリリン・マンソンのクレジットを見て納得(本当にあのマリリン・マンソン?とネット検索しちゃったけれど…)。エンディングもスリップノットと抜かりなし。
公開が2002年、当時高校2年生くらいかと思うけれど、友達が見つけてきたスリップノットというモンスターバンドに夢中になっていたことが思い出されたなぁ。
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