現代ではなかなか公開できないであろう内容。
中学生と交番勤務のおじさんの援助交際(現代でいうパパ活？)から始まる物語。
田舎の設定だろうけど、いくつか昭和の映画を見てるのでまあこんな感じの世界は監督含め製作陣の趣味というよりは実際あったんだろうなという感じ。
昔もこの映画内のように学生が買われたり、身内や近い人同士でやったやってないみたいなのは普通だったのでは。現に今もやってることは変わってないよね、パパ活とか立ちんぼとか。ネットの普及でより気持ち悪い方向に行ってるけど。
エロ目的ではないですよ。
体を売ってしまう背景は本人の思考もそうですが、脳が発達してる段階での親や家庭環境の影響もありますし、そういうもの含め描かれていたと思うので見ていて胸が締め付けられれような気持ちになりました。買う側のおじさんや頭のおかしい母、変な方向に欲情しそうな祖父などの、女の子の周りを取り囲む大人たちはクズです。ですが大人ってそんなもので、そんな世界だからこその結末。
