AM

ジョン・レノン,ニューヨークのAMのレビュー・感想・評価

5.0
The Beatlesが解散した後のJohn Lennonの、貴重なドキュメンタリー。インタビューメンバーのレベルも含めてよくできすぎてる。感情が忙しい。みのさんの言う通り、Johnは60sのcounter culture的なムーヴメントを拡げた時代の震源地。裏表も嘘もない荒々しい人。それに尽きますね。

ここまで愛されてるヨーコが流石すぎるし、人としての器がデカすぎる。こんなビッグネームを夫に持って(一柳さんからそうだけど)寄りかかり過ぎないところが凄い。「お互いに依存してるから」と言いつつ、普通一人でLAに行かせないでしょ。他の女の人とセックスしたからって土下座までさせたのに笑、愛人として当てがったMay Pangも自分の秘書だったわけだし。
二十歳でNYに渡り、前衛的且つ気鋭なパフォーマンスアーティストとして活動したYoko。かの有名な『カットピース』のビデオも観られて嬉しかったーー

そしてやはりJohnの声って唯一無二で凄い。ただ喋ってるだけなのにアートになってしまうという。ミミ叔母さんに“John, I just wanna these guiter, you? ”と聞かれて、“Yea, Bad one! See the one that slight the auto-tune. That's me!”と言ってから、ギターを故意にDフラットにしていたという裏話も初めて知ったし、本当色々面白かったなぁ。

Oh My Love、よくギター片手に父親が歌ってたなぁ、、、Johnを見てると、どうしても父親を彷彿させる。眼鏡やガウン、この自由な感じが似てるんだよなぁ。Happy Christmas(War Is Over)、Woman、(Just Like)Starting Over、Beautiful Boy、、名曲が多すぎてBGMとして流れてるのに涙が出ます。正に不世出の天才

ラジオで女の子がMind Gamesが聴きたい、と言ってDJが俺も大好きだよ、というシーンとてもよかったなぁ。
そして全般を通して、ヨーコのセクシーなお胸が映る度ドキドキします。笑
AM

AM