2021年100本目の作品。
市川崑×手塚治虫×ミッシェル・ルグラン×コシノジュンコ×名優の共演…そうそうたるメンツなのに、かなりの悪評。
子供の頃に火の鳥を何度も読み返した自分にとって、ここまで原作に忠実に再現している事に驚き、手塚漫画にあるシリアスな中にユーモアのある所まで拾い上げるなんて感銘さえ覚える。
この作品を実写と漫画を融合するアイディアは、今の技術を持ってやったとしてもチンケになると思う。映画としての完成度は別にして、この時代にここまで出来たことに賞賛したい。
また、由美かおるの綺麗さも特筆すべきだが、カルーセル麻紀とピーターの間に木原光知子がいるのはどうなんだろう?どうせなら、おすぎとピーコをぶっこめたら最高だったかも。