あざらし

機動戦士ガンダムのあざらしのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)
4.1
「見せてもらおうか。
連合軍のモビルスーツの性能とやらを。」

人類が増えすぎた人口を宇宙へ移動させたため、地球の周りにはコロニーが数百機並び、そごで人々は生涯を過ごしていました。

地球から最も遠いサイド3.では、ジオン軍は地球連邦に独立戦争を挑んできました。
この戦争により、人類の半数は亡くなりました。

そして、戦争は膠着状態に入り、8ヶ月余りが過ぎました。

フラウ・ボウは幼なじみのアムロを迎えに来ました。避難勧告が出ましたが、アムロは素知らぬふりです。アムロの父親は軍の優秀な技術でした。それにより、このコロニーが狙われるのではないかとの噂もありました。

ガンダムのファーストは、それまでのアニメを覆す素晴らしい出来でした。アニメに興味の無かった私も、知っていたくらいです。現在の偉大な日本のアニメを作っていく第一歩だったと思います。

この映画はそのテレビ版をまとめた三部作となっています。名作が気軽に観られる映画になっていますので、観たことのない方に是非、お勧めしたく思います。

甘ちゃんで子供なアムロが闘いの中で成長していくそのドラマ性や、周囲の生死をかけた素晴らしいストーリーを体験できる作品です。

「認めたくないものだな。
自分自身の若さゆえの過ちというものを。」
あざらし

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